一行詩

ぺらぺらのワタクシが便器に腰かけております
時計の通りに動いております
強迫観念のように働いております
お日様はいつも光りすぎている
 
 
 
 
 
 
 
 
 
目を閉じてお弁当を食べます
オコトワリのできない夕暮れがあります
くたびれて眠る
 
夜とはかぎりません
ためて
ためて
ため込んで
真夜中に吐いております
逆ら
ても逆ら
ても
また同じ朝がや
て来ます
平成八年六月十五日発行