一行詩

くりとあたためた扉をひらく
うるおいも僕をうかべてながめている
そこにしずんでいく存在としてのぼく
まわる心地よさと苦しさとまわる
めまい螺旋めまい中心のつながり
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さん江
あなた様も同じ穴の蒸し返しです
平成九年四月十五日発行