一行詩﹁颱﹂
海の上を走る走る走る 銀色の小さな飛沫
また此処か 見たことのない見慣れた風景
﹁
危険だ、
危険だ﹂
呟きが渦になるマンホ
❘
ルから這い出したら仇討ちの最中だっ
た遠巻きにみんながゲラゲラ
湾曲するア アクセルが見つからない
ッ
プダウン目覚めれば忘れてしまう夢はき
っ
といい夢なんだろうな平成六年七月十五日発行
﹁
颱﹂
№306
copyright© 2010-2012 豊,All Rights Reserved.