一行詩﹁颱﹂
忘れるから生きている そして時
々
うなされる窓の外の景色を変えてまたあの教室に来ている
動けないと思 迫
っ
た瞬間に動けなくなるっ
て来る突然寺院にかわる 白塗りのくねる坊さん
かくれているとやがて海になる
あ
っ
、
そうだっ
た俺は飛べたんだっ
た飛ぶときはいつも平泳ぎで時
々
電信柱で休む平成六年七月十五日発行
﹁
颱﹂
№306
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