フリ❘句 vol 5
。
何時か見つけ出した自分を表現しきる事を夢見て書き続けているんだ
。
書き始めた頃にはボンヤリしていたそんな思いが
、
僕の中でどんどん明瞭なものになっ
ています
。
だけど、
書けば書くほど、
書いたものと書いている自分との間に横たわる言いようのない違和感が
、
ハッ
キリと見えてくるばかりです。
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フリ
❘
句10﹁
正誤表
﹂
、
これ電話、
君は女で僕は僕っ
て、
手間取っ
て、
間違いとされる、
何の支度?
○
かまわれるのも○
されすぎると×
×
にならない程度にわがままを言い続けるゃ
うよ*
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。
客観視したものを抽象化しなければならない
。
抽象化したものを象徴する言葉を選び文字になおして表記せねばならない
。
つまり、
書くと言う事は、
自分の見たもの、
聞いたもの
、
感じたことや思っ
た事に言葉を選び名づけてやる作業なのかもしれない
。
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フリ
❘
句11﹁
作業日報
﹂
っ
てる名前と名づけたものが僕の範囲?
僕の名前は?
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、
言葉は勝手に成長し増殖して、
手をつなぎ合い一つのワ
❘
ルドを形成する。
しかも、
言葉はそのワ❘
ルドを確固とするためにワ
❘
ルド内でのリアルを求めて変化していく。
そして、
僕の作品は、
僕の文章は
、
僕の書くもの全ては、
そのワ❘
ルドの自己完結しようとする意思によ
っ
て自己完結してしまう。
それは一つの虚構となる。
。
答など何も持っ
てはいないのだ。
なのに
、
言葉は完結に向かう。
そして、
抗う僕を虚構にする。
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フリ
❘
句12﹁
抗争
﹂
?
此処?
俺?
居る?
居ない?
?
する?
しない?
できる?
出来ない?
?
今?
過去?
未来?
現実の?
?
意味?
どんな?
思う?
感じる?
?
誰と?
自分?
知っ
ている?
知らない?
?
忘れた?
どれを?
どれだけ?
不安?
?
それでも?
どうしても?
?
どうしようもなく?
言葉?
言葉?
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。
僕には虚構しか書けないと。
だけど
、
僕の書く虚構は、
誰のものでもなく僕の中から出てきたものであることは確かなのだから
、
その虚構は嘘とは違う。
案外この虚構の中にこそ真実があるのかもしれない
。
、
その真実に突き動かされて、
僕は書き続けているのかもしれない
。
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々
、
屁理屈ばかりこねて申し訳ありません。
去年一年ずっ
と考え続けていた事だ
っ
たので、
一度纏めておきたかっ
たものです。
ただ、
これで書きき
っ
たとは、
自分でもとても思えませんが。
︵
小学1年生︶
が僕を描いてくれたものです。
ちょ
っ
と親馬鹿してみました
。
、
本年も宜しくお願い申し上げます。
また皆様方の益
々
の御多幸をお祈り申し上げます。