フリ
 
 

実をいうと
今何から書こうか
書いたらいいのか分からなくな
います
言いたい事や書きたいことは
山のようにあるはずなのに
ざ書こうとすると
いつもの事ではあるけれど
何もかも消え去
て頭
の中が真
白にな
てしまいます
あんなにい
ぱい考えていたのに
本当に困
たものです
でも
焦らず諦めず
ぼちぼちと書いて行きます
 
 
 
 
 
フリ
句2
 
独り言
 
おはようございます
轍もつかない世間ですね
わたく し
雨です
通りすがりのものです
歩きまし
うか
突然やね
突然
ほんまに突然や
てはいける
それはそれで
とか
ああ
出口は
ない
お前は誰だ
私はわたし
壊れた
壊されたんか
壊れたんや
何処かへ
何処へ
何処かに
全部か
そう
ほんとに
此処にある
うそ
バカヤロ
誰が
大嫌いだ
誰が
水や
そうや水やね
僕やない
 
 
 
 
 
僕は
よく独り言を言う
しかもかなり大声で言うし
怒鳴
たりも
する
回りに人が居なければいいけど
居れば
ぱり奇異な目で見
られる
たものです
僕だ
一応外聞というものがあるので
かなり気をつけてはいるの
ですが
ふと気がつけば
今日も大声の独り言を言う僕が居ます
そういえば新婚当時
そんな僕のことを妻は
家のブキミ君
と呼んで
いました
 
 
 
 
 
それだけでは詰まらないだろうと
いつも思
てしまう
 
誰かが
理路整然と解いてくれた答も
自分でグダグダと考えてたど
り着いた答でも
それはき
と正しいのだろうと
その時は認めるのだ
けれど
しばらく経つとや
ぱりそれだけでは詰まらないと思
てしま
そんなもんで
昨日と今日では言うことが違
ていたりして不審がら
れたりする
他人から見れば
単なる天邪鬼
でも
答は沢山あ
たほ
うが面白い
答なんか無い方がも
と面白いかもしれない
 
 
 
 
フリ
句3
 
 
で括るな
 
 
 
花をかぐ
鼻をかむ
 
 
 
災い
わざとらしく
諺をわざわざ
 
 
 
来るには来る
 
くるくると操る
 
 
 
車くるまで
 
来ればくるまで
 
 
 
最低ライン
裁定喇咽
 
 
 
 
 
言葉遊びを軽く見る人もいるけど
僕はそうは思わない
詩人にと
て言葉遊びは
とても大切なものだと思
ています
言葉と遊ぶことで
言葉と言う魔物の正体に近づくことが出来るんじ
ないかと考えていま
そんな事より何より
言葉と遊ぶのは楽しい
楽しいということは
重要なことだと思うのです
 
前回
お前が言
ていた
発した言葉がその人そのものである表現
と言葉遊びは矛盾するではないかと
仰る方もいるかも知れません
 
のことも含めて
言葉遊びについては
一度まとめて書きたいと思
います
 
 
 
 
今回も
ぱり個人的な思い込みばかりを書き連ねてしまいました
申し訳ありません
でも
とにかく続けて行こうと思
ております
来たら
付き合
て下さい
 
 
敬白
 
 
 
平成7年6月
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
榮井